あなたの思う通りに“女”を操る

　最初のデートでも、ナンパで声を掛けたときでも、初対面の時に女性は本能的に警戒心を持っています。
女性を口説いて自分に興味を持ってもらうのも、１度限りの遊びのために口説くのも、はじめに女性の警戒心を解かなければいけません。

　どんな場合でも女性との初対面の時は、最初の警戒心を解くことは必要不可欠で、必ずクリアしなければいけないことです。
ここでは初対面の女性の警戒心を解く会話術をご紹介したいと思います。

あなたは女性の警戒心を解くために、どんなことを試みようと思いますか？

一般的にはおもしろいことを言ったり、ギャグを言うなどをして女性を笑わせようと思う人が多いと思いますが、性格的にそういうことが向かない人もいますし、一歩間違うと逆効果になる場合もあります。
ギャグなどを言って失敗してしまい、一度女性の心が引いてしまったら、何度目かのデートならばまだしも、初対面の場合は取り返しはつきません。

　女性の警戒心を解くには、決してギャグなどで笑わせようとせずに、「笑顔」「ほめ言葉」を会話の中に取り入れると効果的です。

最初に「笑顔」についてご紹介をさせていただきます。
この笑顔については、オーソドックス過ぎるテクニックですが、これを忘れている人が意外と多いのが現実です。
まさか初対面の時に不機嫌な顔をして会うということはしないでしょうが、緊張をしたり、軽い男と思われることを警戒して笑顔をあまり見せない人もいますが、男性が仏頂面をしていると、自然と女性にもそれが移り、女性も仏頂面になってしまいます。
必要以上にニコニコしてしまうと、“胡散臭い人”と思われてしまう恐れがありますが、初対面の女性と会うときにはできるだけ気分を陽にして、自然な笑顔で接することが基本です。
これができなければ、この先の色々なテクニックがまったく意味の無いものとなってしまいます。
　初対面の女性と会う時は、笑顔を忘れずに！

一般的には女性に「おもしろい人」、「楽しい人」が好まれるとされていますが、性格的になかなか女性を笑わせるのが苦手な人や、人見知りをする人などはこの時点で諦めてしまいがちですが、諦める必要はありません。
すべての男性がお笑い芸人のように面白いことを言えるはずがありませんし、逆に無理をしてギャグなどを言い続けると、すぐに女性に見抜かれてしまったり、白けた雰囲気になってしまい、好印象どころか「気持ちが悪い」とか「バカっぽい」という取り返しのつかない悪いイメージを持たれてしまいます。
１度失敗してしまえば、その女性が自分の女になることはおろか、２度と会う機会が無くなってしまうことでしょう。

無理をしてギャグを言ったりボケたりして笑いを取ろうとするよりも、もっと簡単に女性の心をほぐす効果のある言葉が「ほめ言葉」です。
ワザとらしい言い方や、ミエミエの言い方などの場合を除き、女性でほめ言葉を言われて不快になる人はいません。

　初対面の女性の心をほぐすためには、まずはギャグよりもほめ言葉を言うように心掛けましょう。
ナンパをする場合でも、先に少しでも女性の気分を良くすることができれば、話をするきっかけが作れる確率が上がりますし、たとえ断られるにしてもひどい断られ方は避けられます。

　女性の気分を良くするための最低の言動は、まず自分が気分良さそうに話すこと。これができなければその後どんなことを言っても、やっても女性の心は開くことはありません。
クールな男を気取って、本人は田村正和を意識しながら話しているつもりでも、相手から見れば暗そうな男にしか見えないはずです。
やはり初対面で接する時はできるだけ明るく、元気良く接することが大事です。

　この“明るく接する”ということが前提で生きてくる言葉が「ほめ言葉」です。
ほめられて気分が悪くなる人は男性でもまずいませんが、女性となると男性よりもその傾向が強いです。

ほめられれば誰でも気分が良くなると言っても、見え透いたほめ言葉や真剣味がないほめ方は逆に相手に不快感を与えてしまいます。
最も無難で話を繋げやすい方法は、間接的なことからほめてゆくやり方です。
アクセサリーや服、ヘアスタイル、持ち物など、ほめる部分はいくらでもあります。

「髪の毛がきれいだね」「かわいいペンダントだね」「その色の服が似合うね」etc・・・間接的な部分を最初にほめれば嫌味っぽくもなく、女性によっては「この人は観察力の鋭い人だ」と思ってくれる場合もあります。

ほめ言葉の切り出し方も、いきなり「その服可愛いね」などとほめるのではなく、「その服どこで買ったの？」などと質問形式で切り出した後に「すごく可愛い服だね」とほめる方が女性の気分は良くなります。
きれいな肌をほめるには「エステかなにか行っているの？」→「すごく肌がきれいなんだもん」
姿勢の良さをほめるには「バレエかなにかやってるの？」→「姿勢がすごくいいのでそう思ったんだ」などのように、最初に「えっ？」と思わせるようにしましょう。

　しかし、間違ってもずんぐりむっくりした女性に「昔モデルをやっていたの？」などとミエミエの質問をすることはやめましょう。
その後の責任は持てません(^^;

ポイントはちょっとした部分をさりげなくほめるということです。
最初の段階では決して大袈裟にほめてはいけません。

今まで女性をほめた経験があまりない方は、どこをほめたらいいかわからないかもしれませんが、電車の中や街で見かけた子をほめる場合はどこをほめるかという、自分の中でシミュレーションを何度もすることで自然とほめるところがすぐ見つかるようになると思います。

ナンパの達人は誰もがほめ上手です。
女性を上手にほめて気分を良くさせ、「この人ともっと話しがしてみたい」と思わせて口説いていくのが惚れ惚れするくらい上手です。
それぞれの女性によってほめられると嬉しいポイントは違いますので、普段から仕事上の付き合いのある女性や、極端に言えば母親や兄弟などの肉親をほめる習慣をつけておけば、イザという時にそのポイントを見極めることが簡単にできると思いますので、“女性がほめられて喜ぶポイントを素早く見つける”ということを念頭に置いておきましょう。

その女性のポイントをほめられれば、女性はすぐに自分から色々と話しはじめ、男性が相槌だけで話しが進んでゆくようになれば大成功です。
その後に大きなミスをしなければ、女性はまず次回もあなたに会いたいと思うことでしょう。

今はお笑いブームですが、だからといって無理にお笑い芸人の真似をして無理してギャグを言うよりも、誰にでもできるほめ言葉を言う方がよっぽど女性の気分をよくすることが簡単にできます。
あなたも普段から間接的なものから女性をほめることを訓練してみて下さい。

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